はじめに
あなたは将来を見据えて大学を選べていますか?大学は受験においてはゴールかもしれませんが、あなたの人生においては重要な通過点です。将来やりたいことができるように大学を選んでみましょう。
とは言っても、大学選びってどうすればいいの?受験勉強しないといけないけど、とりあえず全教科勉強しておけばいいの?そう思うことはありませんか?
今回は大学や学部の選び方をご紹介します。
将来やりたいことをベースに学部を選ぼう
あなたは将来どんな仕事に就きたいですか?まずはそこから学部を選んでみましょう。
文系と理系の就職先の違い
中学、高校になると文系と理系で分かれる学校も多いと思います。多くの人は高校で専攻した方で大学に進学することになるかと思います。ではその先、大学卒業後の就職先はどうでしょう?
文系 | 理系 | |
---|---|---|
1 | 公務(14%) | 医療、福祉(29%) |
2 | 製造業(10%) | 製造業(21%) |
3 | 情報通信業(10%) | 情報通信業(13%) |
4 | 金融業、保険業(10%) | 建設業(8%) |
(出典元:fabcross for エンジニア、https://engineer.fabcross.jp/archeive/180319_job-hunting2.html)
注目したいのはパーセンテージです。理系は表の4つの業種に71%もの人が就職していることがわかります。一方、文系の場合は上位4業種の合計でも44%です。
このことから、理系は技術に特化した就職先が多く文系は幅広く様々な業種への就職が多いことがわかります。
学部と就職先の関係
大学の学部では、高校までの幅広い教育とは違い、特定の分野を専門的に学ぶスタイルとなります。そうすると、やはり大学で専門的に学んだことを直接活かせるような企業への就職の道は近くなります。
実際、情報工学系の学部生の80%強は情報・サービス業の内定を獲得、建設・土木系の学部生の80%強は建設業の内定を獲得しているというデータもあります。
例えば、あなたが将来ゲームを作りたいと思うのであれば、情報工学系が一番の近道であり、あなたが学びたいことを学べるのではないでしょうか。
選んだ学部から色んな観点で大学を選ぼう
学部を決めたら次に大学を選びましょう!
大学を選ぶポイント
一口に大学と言っても、大学には国公立大学と私立大学があります。そこには学費の違いや学べる内容の違いなど様々あります。今回は数ある大学の中から選ぶポイントをまとめてみました。
- 学部・学科で何が学べるのか
- 学費
- 学生数や校舎の規模
- 研究設備や魅力に感じる設備
- 立地
- 学力
- 部活・サークル
こういったポイントから大学を選んでみることをおすすめします。
実際に行ってみよう
ほとんどの大学はオープンキャンパスを開催しています。まずは上のポイントで気になった大学のオープンキャンパスに実際に行ってみましょう!頭で考えることも大事ですが、実際に大学に行ってみて雰囲気を味わってみることはとても大切です。
大学を選ぶポイントはたくさんありますが、一番大事なのは「ここに行きたい」と思える魅力があるかどうかです。それを見つけるために、まずは大学に足を運んでみてください。
大学と学部から受験科目を確認しよう
大学、学部が決まったら勉強する科目が決まります。
受験する大学の学部・学科と受験科目
例えば、あなたが東京大学の文化一類を志望するとします。ではまずは受験方法から調べてみましょう。東京大学にの受験では大学入学共通テストと第2次学力試験を受ける必要があります。
まずは東京大学の募集要項を見てみてください。そこに受験科目が書いてあります。
大学入学共通テスト
- 国語
- 地理歴史・公民
- 数学
- 理科
- 外国語
第2次学力試験
- 国語
- 数学
- 地理歴史
- 外国語
これであなたが勉強すべきは共通テストと国語、数学、地理歴史、外国語であることがわかります。もちろん、志望校が複数ある場合にはそれ全てに対応できるよう勉強しなければなりませんが、受験科目は大学と学部を決めれば必然的に決まります。
まとめ
今回の記事では、大学と学部の選び方と受験科目の確認までを解説しました。少しでも大学受験への不安を解消する手助けになれば幸いです。
では、今回はここまで、ありがとうございました。
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