はじめに
高校受験で面接を行う高校は数多くあります。今回は、面接で注意すべきマナーと質問への対応を解説します。
面接のマナーを抑えよう
面接時のマナーは、高校生になる準備が十分にできているかという点で面接官はよくみています。ここからは、立ち振る舞い、言葉遣い、身だしなみのマナーについて解説します。
面接時に気をつけたい所作
面接では、面接室に入る前からあなたを見ています。面接室に入るまでの待機場所、面接室に入室する時、退室する時でそれぞれ以下のポイントに気をつけておきましょう。
- 待機場所
- お喋りを控える
- 背筋を伸ばして待機する
- 入室時
- 名前が呼ばれたら元気よく返事する
- 入室する前にドアをノックする
- 面接官から「どうぞ」とあれば「失礼します」と言いながら入る
- ドアをしっかりと閉める
- 「よろしくお願いします」と挨拶する
- 椅子の横に立ち、受験番号、名前、出身中学校を大きな声で言う
- 「おかけください」と言われたら、「失礼します」と言い着席する
- 退室時
- 背筋を伸ばし、椅子の横に立つ
- 「ありがとうございました」とお辞儀する
- ドアの前で「失礼します」と面接官に一礼する
- ドアを開け外に出たら、ドアを正面にして閉める
言葉遣い
面接では、正しい日本語を使うことを心がけましょう。
- 「ら」抜き言葉を使わない
- 「まじ」等のフォーマルな場に適さない言葉を使わない
- 語尾はきっちりと「です」「ます」を言う
- 自分のことを「私」と呼ぶ
本番にうっかり、普段使っているような砕けた言葉遣いが出てしまった場合は、焦らずに「失礼しました」と言い直すようにしましょう。誰しもミスをすることはありますが、大事なのはどうリカバリーするかです。
身だしなみ
面接では、以下のことに気をつけて、しっかりとした身だしなみで臨みましょう。
- 前髪が目にかかっていない
- ピアスをしていない
- シャツをズボンに入れる
- シャツのボタンを全部しめる
- 腕まくりをしない
- 化粧、マニキュアをしない
- シンプルな色の靴を履く
こうした一つ一つのポイントは、高校受験としてはもちろん、いち人間として相手に良い印象を与えることに繋がります。
受験の時には緊張しがちですが、緊張しているからと言って面接官は評価を落としたりしません。まずは落ち着いて、どう行動すれば相手に失礼に当たらないかを考えながら行動してみましょう。
よく聞かれる質問は?
面接では以下の内容がよく聞かれる質問となっています。
- 志望動機は?
- 自分の長所、短所は?
- 中学校で頑張ったことは?
- 気になるニュース、時事問題は?
まず、全てに共通することがあります。それは、結論を一番最初に話すことです。面接官からすると、まず質問の答えが返ってきて、その理由があとから説明される形となるので、聞きやすい話の構造となります。
また、志望同期や長所、短所は自分の過去の経験を踏まえて話すと、話にふくらみが出て説得力が増すでしょう。もちろん、嘘をつくことはダメですが、同じ話でも話し方の違いで聞こえ方はずいぶんと変わります。
まずはよく聞かれる質問の回答として、自分で文章を書いてみて人に聞いてもらいましょう。話す力は面接だけでなく、将来必ず役に立つスキルとなります。
まとめ
今回は、高校受験の面接で気をつけるべきポイントについて解説しました。
緊張しがちな面接ですが、練習を重ねることで少しでも慣らしておきましょう。
では、今回はここまで、ありがとうございました!
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