大学受験はお金が心配?国の補助金制度をご紹介!【知っておきたい支援制度】

はじめに


大学受験ってたくさんお金がかかりますよね。受験料にその後の入学金や学費。。。
今回は、お金の心配から大学受験を諦めてしまうまえに知っておきたい国の補助金制度、「高等教育の修学支援新制度」を紹介します!


支援対象者

支援の対象者は、

  • 世帯収入や資産の要件を満たしていること
  • 進学先で学ぶ意欲がある学生であること

の2つの要件を満たす学生全員です。詳しくは下の表をご覧ください。

支援対象者年収の目安
(両親・本人(18歳)・中学生の家族4人世帯の場合)
年収の目安
(両親・本人(19~22歳)・高校生の家族4人世帯の場合)
支援額
住民税非課税世帯の学生~270万円~300万円満額
住民税非課税世帯に準ずる世帯の学生~300万円~400万円満額の2/3
~380万円~460万円満額の1/3
こちらの内容は2022年8月現在のものになります。
実際には多様な形態の家族がありますので、基準を満たす世帯年収は家族構成や構成員の年齢等により異なります。
支援の対象となるか、どれくらいの支援が受けられるか、日本学生支援機構のホームページで大まかに調べることができます。
日本学生支援機構 進学資金シミュレーター
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/oyakudachi/shogakukin-simulator.html

また、「高等教育の修学支援新制度」の申し込みは「令和5年4月、大学などに進学予定の方(高校3年生や高校卒業後2年を経過していない方)」が対象になります。


支援対象大学

支援対象となる大学の一覧はこちらからご覧いただけます。

支援対象大学は、東京大学を含む各国公立大学や早稲田大学や慶應義塾大学を含む私立大学と非常に幅広く網羅しています。

お金に不安がある場合はまずは大学が支援対象であるかを確認してみましょう。


支援内容

支援金額は国公立大学か私立大学か、昼間制か夜間制かで変わります。詳しくは「高等教育の修学支援新制度」をご覧ください。

ここでは、例えば東大のような国公立での給付型奨学金の給付額(住民税非課税世帯の学生の場合)をみてみましょう。

自宅生自宅外
大学
短期大学
専門学校
29,200円
(33,300円)
66,700円
高等専門学校17,500円
(25,800円)
34,200円
こちらの内容は2022年8月現在のものになります。
生活保護世帯で自宅から通学する人及び児童養護施設等から通学する人は、カッコ内の金額となります。
住民税非課税世帯に準ずる世帯の学生は、住民税非課税世帯の学生の2/3又は1/3の支援額となります。

こちら、給付型ですので返済不要の奨学金となります。自宅生の場合は月々約3万円、年間にして約36万円の支援を受けることができます。支援対象になる方は是非知っておきたいですね!

まとめ

本日は、知っておきたい国の補助金制度について解説しました!お金がないからと大学を諦めてしまうのではなく、国の制度をフルに活用してみましょう!それでは、本日はここまでです。ありがとうございました!

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